【COOHEM(コーヘン)とは】ブランド紹介、歴史、特徴、購入先

COOHEM ブランド紹介 ドメスティック

こんにちは、ましゅです。

いつものニットに少し変化が欲しい。でも、大きなロゴや奇抜な形で目立ちたいわけではない。そんなときに見てほしいのが、山形のニットメーカーから生まれたCOOHEM(コーヘン)です。色の混ざり方や編み目の凹凸を見ていくと、見慣れたセーターにも、まだこんな表情があったのかと思わせてくれます。

この記事は実着用レビューではありません。2026年11月6日に確認した公式資料、商品仕様とルックをもとに、歴史から選び方まで整理しています。「僕なら」という部分は公開情報から考えた着こなしの提案で、購入・試着した経験を示すものではありません。

まずはルックから。色と編み地が主役になる服

COOHEMのブルーの立体的なニットを着用したルック
COOHEM 2026年秋冬。出典:COOHEM公式

淡いブルーのニットは、一色でも平坦に見えません。ケーブル状の模様に細かなうねりが重なり、胴まわりから袖まで表面に陰影が出ています。濃色のボトムと合わせたことで、色と凹凸の両方がはっきり伝わるルックです。僕は、この「近づくと印象が変わる」見せ方に惹かれます。

COOHEMの赤い柄編みニットとダークグリーンのパンツのルック
COOHEM 2026年秋冬。出典:COOHEM公式

もう一枚は、赤を中心に複数の色が横へ細かく走るニット。ダークグリーンのワイドパンツと合わせ、裾から白いインナーを少しのぞかせています。柄が強いトップスでも、ボトムを暗く、足元をすっきりまとめると、色の組み合わせを楽しみやすそうです。写真から肌触りや暖かさまでは判断できませんが、手持ちのパンツで取り入れるイメージはつかめます。

COOHEMとは。山形の米富繊維が手がけるブランド

COOHEMは、山形県の米富繊維株式会社が2010年秋冬に始めたファクトリーブランド。名前の由来は、異なる素材を組み合わせて編む技術「交編(こうへん)」です。糸の色だけでなく、形状や質感を組み合わせ、ニットツウィードなど独自のテキスタイルを生み出しています。公式のブランド紹介で、その考え方が説明されています。

背景にある米富繊維は、1952年に山形県山辺町で創業しました。ブランドのディレクターである大江健氏は、セレクトショップでの勤務を経て2007年に家業へ。蓄積されてきたテキスタイルに可能性を見いだし、COOHEMを立ち上げています。

ここで押さえておきたいのは、メーカーの創業年とブランドの開始年は別だということ。長年の生産技術を持つ会社が、自分たちの名前で服の楽しさを提案するようになった。その流れを知ると、COOHEMが素材そのものに力を入れている理由も理解しやすくなります。

さらに2022年には、工場内にコンセプトストア「Yonetomi STORE」が開店。作る側と買う側が直接出会う場所として、COOHEMなどの自社ブランドを扱っています。Yonetomi STOREの紹介も、ブランドの背景を知る入口になります。

特徴は、伝統的な柄を素材と加工で更新すること

COOHEMを見るとき、僕が注目したいのは三つです。

一つ目は、編み地がデザインの中心になっていること。外側に装飾を足すだけでなく、糸を組み合わせる段階から見た目を作っています。全体の形がベーシックでも、拡大写真では別の面白さが見える。買う前に正面写真だけで済ませず、生地のアップまで見たいブランドです。

二つ目は、親しみのある柄の扱い方。ケーブルやノルディックといった見慣れた要素を使いながら、立体的な編み組織や加工を加えています。以下で紹介するケーブルニットも、模様だけでなくシワの入り方が特徴になっています。

三つ目は、色選びの幅です。冒頭の二枚でも、淡い単色と多色の柄では印象がかなり違います。初めてなら、いきなり全身を変える必要はなさそう。普段の黒いパンツやデニムを軸にして、トップスだけに色や凹凸を足す選び方が考えられます。

具体的な商品で見る、素材と価格の違い

ここからの価格は日本円・税込の掲載価格です。商品代金と送料は分けて考えてください。色・サイズごとの在庫や価格は変動するため、購入時に販売ページで再確認が必要です。ルックの着用品と、以下の仕様例をすべて同一商品として紹介しているわけではありません。

CRUSHED CABLE KNIT PULLOVER

品番は13-264-001。公式ストア掲載価格は35,200円(税込・JPY)、素材はポリエステル74%・毛26%です。生産国は、同品番を扱うPARKの商品情報で日本と記載されています。

ケーブル柄に高圧真空セットによる特殊なシワ加工を施したモデル。色はOFF BLACK、ORANGE、SAX、サイズはM・Lです。公式商品ページでは、適度に体に沿う設計と、手洗いによる洗濯処理が可能なことが案内されています。

公式の掲載実寸は、Mが着丈58・身幅47・肩幅35・袖丈54cm、Lが着丈64・身幅52・肩幅41・袖丈58cm。いずれも加工後の寸法で、色や個体による差、着用時の伸縮について注意書きがあります。

僕なら、まず身幅だけでなく着丈も見ます。ゆったりしたニットを想像して買うと、求めていたバランスと違う可能性があるからです。表面に情報量があるので、無地のパンツに合わせるだけでも面白そう。公式が案内する質感は参考になりますが、毛の刺激や肌への当たり方は試着で確かめたいところです。

KOUHEN NORDIC KNIT PULLOVER

もう一つは品番11-254-020。公式ストアの掲載価格は44,000円(税込・JPY)、素材は毛100%。フレンチメリノウールを使い、編み組織の立体感を打ち出したノルディックニットです。生産国は同品番のCASDAY掲載情報で日本と確認できます。

公式商品ページの色展開はBLACK・BEIGE、サイズはS・M・L。掲載実寸の着丈/身幅は、Sが56/53cm、Mが58/55cm、Lが60/57cmです。袖の欄は公式が「袖丈」、CASDAYが「裄丈」と異なるため、この項目は数値だけで比較せず、購入先へ採寸位置を確認してください。

公式は適度なゆとりのあるシルエットと、ドライクリーニングを案内しています。先ほどのケーブルニットとは素材も手入れも異なるので、「COOHEMなら全部同じように洗える」と考えないことが大切です。

こちらは過去シーズンの商品仕様例として紹介しています。公式ページは確認時にSOLD OUT表示でした。確認したPiu di aranciatoの販売ページでは掲載のMサイズ二色が再入荷待ちでした。公式の掲載継続も全サイズの購入可否を保証するものではありません。再入荷や現行のノルディック型を探すときも、同じ商品名だけで判断せず品番と混率を照合してください。

サイズ選びは、メンズ・ウィメンズの区分と品番から

同じブランドでも、商品によってサイズ構成は違います。今回のケーブル型は公式でMEN、ノルディック型はWOMENに掲載されていました。Mという記号が同じでも、肩まわりや着丈まで共通とは限りません。

手持ちのニットを平置きで測り、購入先と採寸方法を合わせて比べると、欲しいバランスを説明しやすくなります。特に加工のある服は、掲載値を固定的な完成形として考えないこと。インナーを重ねる予定なら、その厚みも含めて相談したいです。

僕なら試着時に、裾の位置、腕を上げたときの動き、首元の当たりを確認します。写真の印象やモデルの身長だけで、自分にも同じサイズが合うと決めつけないほうが安心です。

ルックの確認と正規購入先

雰囲気を知るには公式コレクション、仕様や購入を確認するにはYonetomi STORE ONLINEという使い分けが分かりやすいと思います。直営の発信を起点にすれば、似た名前のモデルや過去シーズンとの違いも追いやすくなります。

近くの正規取扱店を探したい場合は、公式のFIND A SHOPから問い合わせができます。希望の地域、商品、色、サイズを添える形式なので、見たい品番を決めてから聞くとスムーズです。

通販モールに掲載があることと、ブランドが認める正規取扱店であることは同じではありません。並行輸入品や中古品を選ぶ場合は、直営の新品とは分けて、販売者、商品の状態、返品条件を確認してください。ニットの中古品なら、毛玉だけでなく縮みや伸び、補修の有無も見たいポイントです。

まとめ。いつもの形で、編み地の面白さを楽しみたい人へ

COOHEMは、米富繊維が積み重ねてきた技術を背景に、色や糸、編み組織でニットの表情を広げているブランドです。僕が面白いと感じるのは、見慣れたセーターの形でも、生地に目を向けると選ぶ理由が見つかるところ。

まずはルックから気になる色を選び、商品ページで混率、寸法、手入れ方法を確認する。そんな順番で見ていくと、見た目の好みと普段の使いやすさを両方考えられそうです。

情報確認日:2026年11月6日。価格・仕様・在庫・店舗情報は変更される場合があります。

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