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スマホを置くだけで充電できるQi2充電器。25W対応の製品が増えてきましたが、数字が同じでも、使いやすい場所は違います。
机でApple Watchも一緒に充電したいのか。スマホを立てて、熱にも配慮したいのか。それとも車に乗るたびケーブルを挿す手間を減らしたいのか。今回は2026年秋のOwltech、j5create、ADTECの3製品を、そんな使い方の違いから比べます。
WatchもまとめるならOwltech、冷却ファンとスタンドならj5create、車内に設置するならADTEC。最大出力の順位より、置き場所と同梱品を見て選ぶのがおすすめです。
本記事は2026年11月5日時点のメーカー公式情報・国内販売情報をもとにした比較です。充電時間、温度、動作音の実測レビューではありません。価格は税込の参考価格で、購入時の価格・在庫は各販売ページでご確認ください。
3製品の違い|電源が付属するかも確認
| 製品 | 向いている場所・用途 | スマホ側の最大出力 | 冷却・設置方法 | 電源・参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| Owltech OWL-MW07 | 机でスマホとApple Watch | Qi2 25W | ファンなし・2つの充電パッド | AC電源別売/6,680円 |
| j5create JUPW1125 | 机でスマホを立てて充電 | Qi2 25W | 冷却ファン・スタンド付属 | AC電源別売/6,990円 |
| ADTEC ACWPD-V025M-QI22-83W | 車内でスマホを固定・充電 | Qi2 25W | ペルチェ+ファン・エアコン吹き出し口用 | シガー充電器付属/6,990円 |
3製品とも、25Wは対応端末などの条件がそろった場合の最大値です。Owltechは25W動作にPD45W以上のAC充電器、j5createはメーカー指定のPD30W電源が別途必要です。手持ちの電源が使えない場合は、その費用も含めて比べましょう。
買う前に|Qi2対応と、25W対応は分けて考える
Wireless Power Consortiumの公式案内では、Qi2 25Wは2025年7月に登場した規格として説明されています。従来のQi2 15Wと同じように磁力で位置を合わせつつ、対応する組み合わせで最大25Wの充電を行えます。
ただし、マグネットで付くことと、そのスマホで25W充電できることは別です。購入前に確認したいのは次の3つ。
- 端末の対応:スマホの正確な機種名と、メーカーが案内する最大ワイヤレス充電出力・必要なOS。
- ケースの対応:厚さ、カメラ周辺の形、磁石の位置。ケースを替えるだけで端末の充電上限は上がりません。
- 電源の条件:充電器が求めるPD出力と電圧、ケーブル。ノートPCのUSB端子につなぐだけでは足りない場合があります。
また、25Wをずっと維持するわけではありません。残量や温度などに応じて充電電力は変わるので、「25Wだから15Wの製品より必ず一定割合で早い」とは言い切れません。
机でWatchも充電するなら|Owltech OWL-MW07
Owltech OWL-MW07-BK。画像から楽天ビックの商品ページを確認できます(広告リンク)。
机やベッドサイドに、スマホ用とApple Watch用の充電器が別々にある。その配線をまとめたい人に向くのがOWL-MW07です。2026年10月9日に公式発表されたモデルで、参考価格は6,680円。
スマホ側は最大25W、Apple Watch側は最大2.5Wです。Apple Watchの急速充電には対応しません。短時間でWatchの電池を戻したい人は、対応する急速充電器と比べてから選びましょう。
USB-Cケーブルは約1.5mの一体型で、重さはケーブル・ケーブルタイ込みで約76g。スタンド型ではないので、スマホを立てて画面を見たい場合には別の支えが必要です。ファンを備えない点は、動く部品を増やしたくない場所では選びやすいところです。
注意したいのは電源です。公式取扱説明書は、25W急速充電にPD対応・45W以上のAC充電器を指定しています。AC充電器は付属しません。出力が複数ポートで分配される電源では、この製品につなぐポートが条件を満たすかも確認してください。
スマホだけを立てて使いたいなら次のj5create。平置きでよく、WatchもまとめたいならOwltechという選び方が自然です。
Owltech公式で仕様を確認する/公式直販で価格・在庫を見る
机で熱対策と画面の見やすさを求めるなら|j5create JUPW1125
j5create JUPW1125。画像からj5create Directの商品ページを確認できます。楽天店ではJUPW1125-EJの型番表記です(広告リンク)。
2026年10月23日発売のJUPW1125は、スマホ1台を机で使う人向け。最大25WのQi2充電に、冷却ファンと両面マグネット式スタンドを組み合わせた製品です。メーカー発表の参考価格は6,990円。
スマホを机に寝かせるより、画面を見やすい角度にして置きたい人に向いています。冷却ファンは熱対策のための機能ですが、端末が熱くならないことや、常に最大速度で充電できることを保証するものではありません。
USB-Cケーブルは着脱式で、長さ約1.8mのケーブルが付属します。パッド本体は直径約60mm、厚さ約27.9mm、重さ約74gです。この重さは本体のみで、Owltechのケーブル込みの数値とはそのまま比較できません。
AC電源は別売りで、公式案内はPD30W電源を指定しています。スマホ用の充電器なので、Apple Watchを充電する部分はありません。Watchも使うなら、既存の充電環境を残す必要があります。
また、ファンがある以上、寝室での使用では音の感じ方も気になるところ。この記事では動作音を測っていないため、静かさを重視する人に「寝室向き」とまでは断定しません。仕事机など、冷却と角度調整の便利さを生かす使い方から考えるのがおすすめです。
j5create公式で仕様・付属品を確認する/国内販売ページを見る
車内に設置するなら|ADTEC ACWPD-V025M-QI22-83W
ADTECの車載Qi2充電器と付属シガー充電器。画像からADTEC DIRECTの商品ページを確認できます(広告リンク)。
車に乗るたびケーブルを挿すのが面倒なら、2026年10月2日発売のADTECが候補です。公式直販価格は6,990円。エアコン吹き出し口に固定するタイプで、Qi2最大25Wに対応し、ペルチェ素子とファンで冷却します。
この製品はシガー充電器とUSB-Cケーブルが付属するので、3製品の中では電源までひとまとめに用意できるセットです。ただし、購入前に車の吹き出し口の形状と、取り付けられる位置を確認しましょう。すべての車に取り付けられるとは限りません。
型番の「83W」は、スマホへのワイヤレス出力ではありません。 付属シガー充電器のUSB-C最大65WとUSB-A最大18Wを合わせた出力です。ワイヤレス充電は最大25Wで、25W動作には15V・3Aの入力が必要です。
付属シガー充電器のUSB-Cポートはワイヤレス充電パッドへの給電に使います。したがって、スマホを無線充電しながら、同じUSB-CポートでノートPCに65Wを送れるわけではありません。別の機器をつなぐなら、空いているUSB-Aポート側の条件を確認してください。
冷却機能があっても、暑い車内にスマホを置きっぱなしにしてよいわけではありません。運転中の視界やエアバッグを妨げない位置に設置し、取り付け・操作は停車中に。降車時にはスマホを持ち出す使い方が基本です。
迷ったときは、充電する場所から決める
- スマホとApple Watchをまとめたい:Owltech。Watchの急速充電は不要で、条件を満たすAC電源を用意できる人に。
- 机でスマホを立てたい、冷却も欲しい:j5create。Watch用充電器は別にあり、ファン付きの構成を選びたい人に。
- 車の定位置で充電したい:ADTEC。吹き出し口の形状が合い、電源もセットで揃えたい人に。
同じ25W対応でも、使う場所が決まると選択肢はかなり絞れます。手持ちのスマホが対応するかを確認したうえで、充電パッドだけの価格ではなく、必要な電源やスタンドまで含めて比べてみてください。
仕様・発売情報の確認先
- WPC:Qi wireless charging:Qi2とQi2 25Wの規格説明。
- Owltech公式発表(2026年10月9日)/製品仕様/取扱説明書:Watch出力、付属品、AC電源条件。
- j5create公式発売案内/製品仕様:発売日、参考価格、冷却ファン、別売電源条件。
- ADTEC公式発売案内(2026年10月2日)/公式販売ページ:価格、25W動作条件、83W電源の内訳と同梱品。
サムネイル写真出典:Owltech OWL-MW07/j5create JUPW1125/ADTEC ACWPD-V025M-QI22-83W。


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