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こんにちは、ましゅです。
ニットやチェック柄に惹かれるけれど、全身をクラシックにまとめるのは少し堅い。そんなときに見ておきたいのが、スコットランドを背景に持つKESTIN(ケスティン)です。柄のあるニットと気負わないパンツ、表情のあるジャケットとスニーカー。その組み合わせに、毎日の服へ取り入れるヒントがあります。
今回は公式の公開資料をもとに、ブランドの背景と具体的な商品を紹介します。実物の購入・着用レビューではありません。写真から読み取れる印象と、メーカーが公表する仕様を分けて見ていきます。価格や販売情報の確認日は2026年11月6日です。

2026年秋冬の公式ルック。黒とグレーの柄入りニットからチェックのシャツ襟がのぞき、濃い色のパンツにつながっています。柄を重ねていても、ニットの大きな模様と襟元の細かなチェックで見え方が違う。僕はこの小さな配分が好きです。ニットを主役にしつつ、襟の分だけ色を足す取り入れ方なら、手持ちの服でも考えやすそうです。

こちらは濃色のジャケット、チェックシャツ、ゆとりのある青系のパンツに、ニット帽とスニーカーを合わせたルック。上半身の表面感と、パンツの比較的すっきりした見え方が対照的です。足元を革靴に限定しないことで、襟付きの服にも普段着らしい余白が生まれています。写真の着用品を、後述の商品と同一とは断定していません。
KESTINの歴史と、スコットランドという出発点
KESTINはデザイナーのKestin Hareによるブランド。ブランド自身の企業プロフィールでは、2015年設立、エディンバラを拠点とするメンズウェアブランドと紹介されています。創業者はスコットランドで生まれ育ち、メンズウェアの訓練を受けた人物です。公式の言葉からは、故郷の文化を現在の服として更新していこうとする姿勢が伝わってきます。
その手順も具体的です。まず生地があり、ヴィンテージの研究、フィット、細部、そして適切な工場での生産へ進む。ブランド名や柄の由来だけでなく、「何で、どう作るか」を入口にしている点が特徴です。
また、創業者はスコットランドでの雇用や工芸産業の維持・振興にも言及しています。ただし、これを「全商品がスコットランド製」という意味に取るのは早計です。今回紹介するニットはスコットランド製、コートはポルトガル製。ブランドの出自、生地の産地、製品の生産国を分けると、ものづくりの輪郭が見えてきます。
特徴は、素材を選んでから日常着に落とし込むこと
KESTINを見るときは、色や形に加えて素材欄を読むのがおすすめです。同じ濃色の冬服でも、ウールを混ぜた編み地のフリースと、ネップのあるメリノウールでは表情が変わります。コートやロールネックというなじみのある形だからこそ、その違いが選ぶ理由になると僕は思います。
今回の2点は、どちらも公式ではレギュラーフィット。とはいえ、同じMでもコートとニットで身幅は異なります。アイテムの用途や重ね着を考えた寸法を確認することが大切です。「海外ブランドだから大きい」「レギュラーだから細い」とまとめず、具体的な数値まで見て選びたいところです。
もうひとつ気になるのが、生地の供給元や編み立て工場を説明していること。コートではイタリアのMapel、ニットではスコットランドのWilliam Lockieが挙げられています。産地名を飾りとして読むより、その素材が服のどの部分に使われているかを追うと面白いブランドです。
注目商品① Drummond Overcoat in Navy
2026年秋冬の新型として紹介されるオーバーコート。イタリア・プラートで1977年から営む家族経営の生地メーカー、Mapelの編み地のフリースを使っています。ウールを含む素材ですが、ウール主体のコートではありません。
表地の混率はリサイクルポリエステル84%、バージンウール16%。身頃の裏地はポリエステル65%、綿35%、袖裏はポリエステル100%で、生産国はポルトガルです。背面のスリット、喉元のタブ、内側のパッチポケットを備え、総裏仕様とされています。
公式価格は349.00英ポンド(GBP)。公式本文に掲載されたSKUは「K33OU013AW26NY6」です。これはブランド公式の識別表記で、取扱店独自の商品番号ではありません。ただし、公式内でもサイズ別SKUの表記に差があるため、照会するときは商品名・Navy・サイズも添えると確実です。
僕が仕様から惹かれるのは、オーバーコートの形に、編み地のフリースを組み合わせているところ。少しきちんと見せたい日の外側として、素材の違いを楽しめそうです。一方、実際の重さや肌触りは未確認。裏地や喉元のタブがあることだけで、防風・防水性能や厳冬期の暖かさまでは保証できません。
公式サイズガイドのMは、平置き身幅62.5cm、前身丈101cm。身丈は首の付け根の横から前裾までの案内です。モデル情報は身長180cm、胸囲90cm、ウエスト76cmでM着用ですが、これはモデルの身体寸法。商品の実寸と取り違えないようにしてください。
出典・販売先:KESTIN公式 Drummond Overcoat in Navy
注目商品② Submariner Roll Neck in Grey Marl Donegal Merino Wool
こちらはグレーマールのロールネック。アイルランドのドネガルで紡績・染色した糸を使い、スコットランド南部ホーイックのWilliam Lockieの工場で編み立てると説明されています。糸の工程を行う場所と、製品を作る場所の両方が分かる一着です。
素材はバージンメリノウール100%、生産国はスコットランド。首元・袖口・裾にリブを配し、成型編みのセットインスリーブを採用しています。商品説明では、ネップによる素材の表情も特徴として挙げられています。
公式価格は250.00英ポンド(GBP)、公式掲載SKUは「K27KN003-01-GRM2」。こちらもブランド公式の識別表記で、店舗管理番号ではありません。サイズ選択肢はSからXXLです。
僕なら、まず手持ちの無地のパンツと合わせることを考えます。柄物ほど強く主張せずに、糸の粒状の表情を楽しめる点が気になります。ロールネックを選ぶなら、首の高さや締め付けの好みも大切。メリノウールという素材名だけで、ちくちくしない、誰にでも快適、と言い切ることはできません。
公式サイズガイドのMは、平置き身幅58cm、着丈70cm、肩幅46cm、袖丈65cm。着丈は首元の横から裾まで、袖丈は袖口を折った状態での表記です。手持ちのニットも同じ条件で測ると比較しやすくなります。ケア欄には手洗い、湿った状態で形を整えること、平干しなどが案内されているので、購入後は製品の洗濯表示も合わせて確認したいところです。
出典・販売先:KESTIN公式 Submariner Roll Neck
サイズ選びと、公式で購入するときの注意点
M同士を比べるとコートの身幅は62.5cm、ニットは58cm。ただ、この差だけで重ね着の可否は決まりません。袖まわりや肩のつくり、インナーの厚さも関わるため、普段ちょうどよい服の身幅・丈を測ってから比べるのがおすすめです。ここで挙げた数値は公式の平置きガイドで、個体ごとの実測値や着用保証ではありません。
購入先は各商品の公式オンラインストア。実店舗はエディンバラの「7 Baker’s Place, EH3 6SY」にフラッグシップがあります。訪問する場合は、営業情報と希望商品の店頭在庫を事前に確認してください。
上記価格は確認時のGBP表示額です。取得できた表示では税込・税別の区分を確定できなかったため、日本向けの税込総額としては扱っていません。日本からの注文は配送先に応じた送料、税・関税の扱い、決済通貨を購入画面で確認してください。円換算額も為替や決済条件で変わります。
確認時にはコートに在庫あり、ニットに在庫少量の表示がありましたが、サイズ別の購入可能数を保証するものではありません。公式FAQでは少量生産で、シーズン中の特定モデル・サイズの補充は通常行わないと案内されています。返品送料は購入者負担との説明もあるため、サイズを絞ってから注文すると安心です。
楽天で探せる関連アイテム
本文で紹介した現行商品とは別の、旧名義KESTIN HAREで販売されるCARDIF MACコートです。ルック写真の着用品と同一とは確認していません。
価格・送料・在庫・返品条件は販売ページでご確認ください。色・素材・シーズン・型番の違いも、購入前に確認するのがおすすめです。
まとめ
KESTINは、スコットランドの背景と素材への関心を、普段の服に取り入れて楽しみたい人に向くブランドだと思います。ルックでは柄と無地、表情のある素材とすっきりしたパンツの組み合わせが参考になります。
最初の一着を探すなら、編み地のフリースを使ったDrummondと、糸の風合いを楽しむSubmarinerを比べてみるのもよさそうです。見た目で惹かれたあとに混率、生産国、寸法を確かめる。その順番で見ると、好みに合う理由まで見つけやすくなるはずです。
情報確認日:2026年11月6日。価格・仕様・在庫・店舗情報は変更される場合があります。


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