【KLASICA(クラシカ)とは】ブランド紹介、歴史、特徴、購入先

白地に黒い文字でKLASICAと記したブランド紹介用画像 ドメスティック

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※この記事は公式サイトと取扱店の公開資料をもとにしたブランド紹介です。筆者の所有品や実着用のレビューではなく、商品情報と「ましゅの視点」からの考察を交えてお届けします。価格などは2026年11月6日の確認時点です。

古い服に惹かれるとき、形だけでなく、少しくたびれた布の表情に目が止まることがあります。きれいに整いすぎていないのに、全体としては品がある。KLASICAは、そんな服の魅力を現代のワードローブで考えたい人に知ってほしいブランドです。

名前からクラシックな服を想像するかもしれませんが、注目したいのは、その解釈の自由さ。大きく取った分量や細部の処理によって、慣れ親しんだコートやパンツにも違う輪郭が現れます。ここではブランドの背景と、2026年秋冬の具体的な2着を入口に紹介します。

KLASICAとは。河村耕平が手がける日本のブランド

正規取扱店V.O.Fの紹介によると、KLASICAは河村耕平が2004年に設立したブランドです。各地のヴィンテージウェアや過去のものづくりを着想源とし、天然素材を生かした服を展開しています。

取扱店twelveは、古着、モード、民族衣装を交えながら、流行の提案だけでなくスタイルをつくるブランドとして紹介しています。この説明を読むと、特定の年代の服を揃えるより、自分がよいと思うものを組み合わせる楽しさに近いと感じます。

公式のOther Worksには、取扱店との企画や、服以外の表現につながる仕事も並んでいます。たとえばARCH SAPPOROとの長年の関係や、家具・工芸を扱うLuca Scandinaviaとの企画。日々の装いを、服だけの閉じた世界として見ていないことがうかがえます。

歴史をそのまま着るのではなく、今の形に組み替える

ものづくりを知る手がかりとして興味深いのが、公式に掲載された2025年春夏のARCH向けシャツの話です。旅先で調達した古着の白いシャツをきっかけに、ヘンプとコットンの素材を選び、パターンを起こすところから企画を進めたことが説明されています。

フランス、英国、米国のディテールを一着へ組み込み、着たあとの伸びや縮みを思わせる気配まで考える。古着を参照していても、単純に元の服へ戻ろうとしているわけではありません。なお、これは過去の企画を通じて設計の考え方を知る例で、現在の新作情報とは分けて見たいところです。

ましゅの視点では、この「混ぜ方」に独創性があります。服の知識が増えるほど、これはワーク、これはドレスと分類したくなりますが、実際の暮らしではその境界をまたいで着ることも多いもの。KLASICAには、そうした日常の曖昧さを肯定する余地があると感じます。

特徴は、素材の表情と服の分量

素材名だけで印象を決めにくい点も、このブランドを見る面白さです。シルクと聞くと滑らかで光沢のある生地を想像しがちですが、糸の選び方や織り方によっては、粒立った表情や素朴さも生まれます。

後ほど紹介する1983-swは、そのよい例。twelveの説明では、シルクの紬糸と強く撚ったウール糸を使うことで、ネップのある表面と適度なハリを組み合わせています。「高級な素材だからよい」で終わらず、どんな形をつくるための素材なのかまで見たくなる服です。

もうひとつは、身体と服の間の分量。ゆとりのある服でも、肩、丈、裾の関係によって見え方は変わります。単に大きいサイズを買うことと、最初から余白を組み込んだ服を選ぶことは、別々に考えたいと私は思います。

注目商品1:1983-sw。輪郭を楽しむロングコート

2026年秋冬の「1983-sw」は、品番26F-SLC-B61。色はCacao Nibで、表地はシルク75%・ウール25%、日本製。V.O.Fとtwelveの掲載価格は税込182,600円です。

twelveによると、裾と袖のカットアウトを特徴とするストレートなコートで、襟は短め。身頃裏にコットン95%・リネン5%、袖裏にキュプラ100%を使った総裏仕立てです。外側の表情に加え、部位によって裏地を変えている点も見どころです。

サイズは購入先の実測値を基準にしたいところ。たとえばtwelveのサイズ3は肩幅52cm、身幅64cm、着丈116cm、袖丈62cmと掲載されています。同じ品番でも店舗間で採寸値が異なるため、欲しい個体について相談すると安心です。

ましゅの視点では、長いコートは「何を足すか」より、服全体の線をどう見せるかが面白いアイテムです。私ならまず無地のニットと手持ちのパンツを合わせ、コートの丈と靴の重さを比べます。装飾を重ねる前に、前を開けたときと閉めたときの違いを見たい一着です。

1983-swの商品情報を見る(V.O.F)

注目商品2:PACE-sw。太さと裾の収まりを考えるパンツ

「PACE-sw」の今回の対象は、品番26F-TRS-B66、Cacao nib。V.O.Fではシルク75%・ウール25%、日本製、税込92,400円と掲載されています。名称は「Wide and Tapered Silent Trousers」。腰から脚にかけた分量と、裾へ向かう形の関係に注目したいモデルです。

V.O.Fのサイズ1の実測は、ウエスト79cm、股上39cm、股下66cm、わたり38cm、裾幅23cm。一般的なパンツのサイズ記号だけで選ぶより、股上の深さを含めて、普段どの位置で穿きたいかを考える方がよさそうです。

同じPACEという名前でも生地違いがあります。ここで扱うB66のシルク・ウール混と、別品番D82などの仕様を混同しないことも大切です。

ましゅの視点では、こうしたパンツは上半身を簡潔にすると形を楽しみやすいと思います。短めのトップスなら腰周りの分量が見え、長いシャツなら布が重なる関係が生まれる。同じパンツでも、丈の組み合わせで装いを考え直せるところに魅力を感じます。

PACE-swの商品情報を見る(V.O.F)

公式ルックは、全身のバランスを見るために

2026年11月の確認時点で、公式サイトには2026FW「Muddy Sky」が掲載されています。KLASICA公式コレクションから見ることをおすすめします。

見るときは一着ずつの好みだけでなく、アウターとパンツの丈、首元の見せ方、足元まで含む量感に注目すると、自分の服へ取り入れるヒントが見つかりそうです。ルックを一式再現する必要はなく、ひとつのバランスを借りるだけでも十分だと思います。

KLASICAはどこで買える?

東京・下北沢エリアには直営店があり、公式掲載住所は東京都世田谷区代沢5-32-2です。営業時間は公式内のページによって異なる表記があるため、訪問前にショップへ確認するのがおすすめです。

全国の購入先は公式Shop Infoで探せます。CONTEXT TOKYO、twelve、ARCH、FASCINATE_THE Rなどが掲載されており、通販ならV.O.Fや各店の商品ページで品番・素材・採寸を比較できます。掲載店でも扱うモデルやサイズはそれぞれ違うため、気になる服を決めてから在庫を尋ねると探しやすいでしょう。

楽天市場で見るDraw String Tanker Easy Pants

LOCOMALLにはDraw String Tanker Easy Pants、Blackが通常の新品商品として掲載されています。2025-26年秋冬コレクションの掲載で、確認時の税込表示価格は45,344円です。

ドローストリング、大きなフラップ、ナッツボタンを備えるパンツです。販売店の素材説明はコットンで、混率は明示されていません。本文のシルク・ウール混PACE-swとは別商品。店舗コードKL4677EM000087をブランド品番と混同せず、実際の採寸、素材表示、洗濯後の変化は販売店に確認してください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

クラシカ KLASICA Draw String Tanker Easy Pants (Black)
価格:45,344円(税込、送料別) (2026/11/6時点)


商品画像・リンク提供:楽天アフィリエイト。上記は2026年11月6日の確認時点の掲載例です。価格・在庫・送料・状態・返品条件はリンク先の販売店で確認してください。

ましゅのまとめ:服の表情を急いで決めない楽しさ

KLASICAは、見た瞬間の分かりやすさだけで選ぶより、形と素材の関係をゆっくり見たくなるブランドです。古着の背景を知る楽しさがありながら、今持っている服とどう合わせるかも考えられる。その距離感が魅力だと感じます。

一方で、価格も分量も気軽に決められるものではありません。長いコートでどこを歩くのか、太いパンツをどの靴で穿くのか。自分の生活へ置き換えながら選ぶと、世界観に惹かれた理由が、着たい理由に変わっていくはずです。

情報確認日:2026年11月6日。価格・仕様・在庫・店舗情報は変更される場合があります。

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