今日も「暮らしとセンスと、ましゅ。」へようこそ。
今回紹介するのは、アジアのルーツとモードが融合した注目ブランド──Lu’u Dan(ルーダン)。
ましゅと一緒に、その魅力をじっくり掘り下げていきます
Lu’u Danってどんなブランド?
Lu’u Dan(ルーダン)は、2021年にスタートした新鋭メンズウェアブランド。
創設者はHung La(ハン・ラー)──ベトナム系アメリカ人デザイナーで、
BalenciagaやCélineで経験を積み、**Kwaidan Editions(クワイダン・エディションズ)**を共同設立したことでも知られている。
Lu’u Danとは、ベトナム語で「outlaw(ならず者・アウトロー)」を意味する言葉。
ブランド名のとおり、“社会の枠からはみ出した存在の美しさ”を追求している。


:アウトローって言葉、かっこよすぎてましゅも名乗りたいんだけど!
ブランドの背景とコンセプト
Hung Laのルーツは、アジア的アイデンティティと西洋のカルチャーの狭間で育った経験にある。
母親はベトナム戦争の難民としてアメリカに渡り、Hung自身はアメリカ育ち。
このバックグラウンドから、Lu’u Danは「アジア系男性の“強さと静けさ”を再構築する」という明確なテーマを持っている。
フェミニンさを排除した“強く静かな”シルエット、武術や仏教的世界観を反映した服作りが特徴的。


:これはもう“着るポスター”じゃなくて、“歩く伝説”。 これ着て近所歩いてたら、たぶんみんな道あけると思う。
デザインの特徴と世界観
Lu’u Danの服は、“静かな怒り”をまとったような独特の空気感がある。
- 武道着やチャイナシャツに着想を得たカンフーシャツ
- ドラゴン刺繍、東洋思想を感じさせるパターン
- ストリートなのに礼儀正しいような緊張感あるシルエット
これらすべてが、現代のアジア系男性の新しいビジュアルを提案する試みでもある。

:このブランドの服、“背筋が伸びる”って感じ。飼い主姿勢わるいし、着たら?
スタイリング例|どう着こなす?Lu’u Danの服
✔ モード寄り
アクセはミニマルに、ヘアもきっちりが合う
黒のチャイナシャツ+スラックス
靴はレザーシューズ or ブーツで引き締め
✔ ストリートMIX
- ドラゴン刺繍のジャケット+古着デニム
- 足元はスニーカーで抜け感出す
- キャップ or ニット帽をプラスして“武道×Bボーイ”な雰囲気に
✔ オケージョン寄り(攻めた場面で)
- セットアップスタイル
- 中は白T or ハイネック
- 小物は金属質でちょいハードに寄せると映える
価格帯と買えるショップ
アイテム | 価格帯(参考) |
---|---|
シャツ類 | ¥25,000〜¥45,000 |
パンツ | ¥40,000〜¥55,000 |
セットアップ | ¥100,000〜¥150,000 |
アウター類 | ¥60,000〜¥160,000 |
✔ 買えるショップ


:これって服じゃなくて“生き様”ってやつかも
Lu’u Danを読み解く|思想と演出の深層
Hung Laは「強さとは、静けさの中にある」と語っている。
彼が描く“アジア系男性”は、感情を爆発させたり、主張を押しつけたりはしない。
その代わり、芯のある眼差しと、語らずとも伝わる佇まいで存在感を放つ。
その思想は、服のディテールにも表れている。
武道着のようなボタンレスのシャツや、緊張感ある直線的なカッティング、
そして「Lu’u Dan」のロゴが漢字で“劉丹”と表記されることも──
すべては“自分の文化を隠さず、堂々と示す”ための意志表示だ。

ルックブックにも注目だ。
赤、黒、金といった東洋的な配色が中心で、背景にはしばしば寺や山岳のような風景。
モデルの立ち姿もどこか武術の構えのような静と動のバランスが意識されている。
Lu’u Danの魅力は、Y/Projectのような構築的なアプローチを持ちながらも、
Doubletのようなネタ的なギミックや脱力感とは一線を画す、
“芯が通ったストリート精神”にあると言える。
まとめ|Lu’u Danはこんな人に刺さる
- モードとストリートの中間が好きな人
- アジア発ブランドを応援したい人
- “静かに反骨”なファッションを求める人
Lu’u Danは、ただ尖っている服じゃない。
服を通じて語られる、文化・誇り・静かな怒り。
それを理解した人だけが、この服の“重み”を受け止められる。

:Lu’u Danは“生き方に寄り添う服”。
今回は、静かに燃えるアジアブランド「Lu’u Dan」の魅力を紹介しました。
服を通じて“生き方”が表現できるって、やっぱり最高。
次回もましゅと一緒に、センスあるブランドを見つけていきましょうね。
コメント